小松だよ!小松空港&小松基地!!


石川県小松市

初めての小松空港見学!!!





カーゴルックス航空のジャンボ貨物機が見れるのは小松空港だけです。
「ボーイング747-8F」
※近年、カーゴルックス・イタリアという系列会社の貨物機も関西空港に就航しましたが、本家は小松だけです。(*^^)v





初めての小松空港見学!!

私の小松空港デビューの経験から、最低これだけ知っておけば小松空港に遊びに来て慌てたり、
ガッカリしないようなことを書いてみました。



〜小松空港の見どころ〜
官民共用である小松空港でしか見れない飛行機、光景がある
自衛隊=官公庁であり、日本には軍隊は存在しません。

 平日なら民間機に混じってF-15戦闘機が30機以上離着陸、時にはスクランブル(緊急発進)も目撃できるのが小松空港の
凄いところ。第303、306の二つのF-15飛行隊が交互に訓練をし、その間に民間機も離着陸をしていく。
 年に何度か、他基地の所属機であるF-15、F-2やF-4ファントム部隊もやってくるし、日米共同訓練も実施されますが、こ
の時の小松空港はおそらく、日米の精鋭部隊が集う「アジア最強の空軍基地」と化しています。(~o~)

 そんなところにJALやANAに台湾や中国、韓国の民間機に、ルクセンブルクのカーゴルックス航空や中東のアゼルバイジ
ャンからはシルクウェイ・ウェスト航空の貨物便が離着陸して、小松は地方空港らしからぬバラエティに富んだ飛行機の見
本市のような様相を呈しています。

 小松空港では自衛隊機からジャンボ貨物機まで一同に見られるので、お金を払ってでも見る価値はありますが、2015年3
月7日から展望デッキはお洒落なウッドデッキ&バリアフリーに改装され、さらに入場料は無料となりました!!

※小松空港を見学するなら、小松基地が訓練している平日がお薦めです。




小松基地第306飛行隊 F-15J
小松空港の展望デッキでF-15の爆音を聞くと、なぜ小松基地騒音問題がまだ続いているのか理解できます。
本当にやかましいのです。でも小松市民のほとんどは、小松基地の重要性を理解しているので、トラブルや反対運動は
皆無です。小松基地も地元の祭り時や入学・卒業式の日などは訓練を自粛しています。



欧州〜小松の定期貨物便である「カーゴルックス航空」のB747-8F(通称:ジャンボ機)

航空ファンには、小松空港はF-15近代化改修機とボーイング747-8Fが同時に見れるという贅沢な場所です。
このカーゴルックスを一目見ようと、県外から小松空港にやってくる人もたくさんいます。


ローカルな地方空港のため“小松”をよく知らない人がほとんど?

 今まで小松空港の展望デッキで、搭乗時間までの暇つぶしに見学をする人や飛行場のない福井県や滋賀県などから子
供を連れて見学に来る家族連れやカップル、老夫婦まで老若男女をたくさん見かけました。その中で、たまに見かけたのは
小松空港の勝手が分からず、「あれ?飛行機が全然いない?」「あれ?自衛隊の戦闘機が飛んでいない」、あるいは小松
基地と小松空港をよく理解していない人もいて、小松基地の正門近くで「小松空港はどこですか?」と道を訪ねられたことも
あります。
 バイクのツーリングで小松空港や航空プラザに来た関西人の集団や、職場のバス旅行か何かでやってきた酒臭い中高年
の集団もいて、いろんな人が小松市に飛行機を見に来ているけど、小松空港の魅力を知らずに帰っていく人も結構いると
思います。


小松空港で飛行機を待ちくたびれて帰っていく見学者が結構いる!!

 私が残念に思ったのは、日本では小松にしか飛来しないカーゴルックス航空のジャンボ機があと10分足らずで降りてくる
のに展望デッキから帰っていく人たちや、滑走路の終点で飛行機が離着陸する方向とは逆の位置でずっと飛行機の頭上着
陸を期待して待っている人たちがいて、せっかく小松に来たのにもったいない・・・・と思った場面はたくさんあります。

 F-15や民間機が次々と離陸し、続々と着陸してくる時間帯はだいたい決まっているのでそれを理解していれば、待ち遠し
いわくわく感もありますが、状況を分からない人には、退屈で待ちくたびれて帰っていくガッカリ感一杯の小松、となっている
可能性が高い。

 小松空港の魅力や情報を発信する地元民が少なくて、ネット上に小松空港情報ってのはあまりないし、一方コアな航空フ
ァンのブログ情報は、内容もそこそこの航空知識がないとついていけないし、また行政の運営するHPでは小松空港の迫力
とか魅力が全く伝わってこないのが私の思いです。(^_^;)

 ※ちなみに、小松基地の広報班に戦闘機の飛行訓練の有無を問い合わせても教えてくれませんので、地元の航空ファン
のSNS、ツイートを頼りに小松空港に来るファンもいるようです。
 小松基地HPに公表されている夜間訓練予定日に、小松空港までやってくる航空ファンはたくさんいます。


 つまり、初めて小松空港に見学に行く人にとって、インターネットネット情報ではよく分からない、地方の飛行場って楽しい
の?というのが現状と思います。そこで私が初めて小松空港に通い始めた頃の疑問や分からなかったことを中心に、小松
空港の簡単な見学情報をアップすることにしました。

 このHPで小松空港、小松基地に興味を持って小松市に足を運んでくれる人がいて、航空機の魅力を感じてもらえば幸い
です。
(2015年2月記)

〜追記〜

『小松空港ってジャンボ機が来てないでしょ?』

いいえ、来ています。
小松空港をよく知らない人にそう聞かれたので、ここで答えておきます。
2013年、日本の航空会社からジャンボ機(ボーイング747)は無くなりました。
現在、日本の民間機で大型機とされているのはボーイング777。
北陸新幹線の開業で、小松空港にはこのB777は来なくなりました。

日本の航空会社からジャンボ機が無くなっても、小松空港には「カーゴルックス航空」と「シルクウェイ・ウェスト航空」の
ジャンボ貨物機(ボーイング747-8F)が水曜日、木曜日、土曜日、日曜日に飛来しています。


旅客機としてのジャンボ機や大型機は来ていなくても、大型の貨物機なら毎週来ています。



小松空港見学に行く前に知っておいた方がいい予備知識!!

以下にまとめてみました。

小松空港の基礎知識
小松空港がどんな空港なのか、簡単に知っておいた方がいいで す。軍民共用空港なので伊丹空港や福岡空港などと勝手は違いま す。

小松空港の駐車場事情
2014年まではゴールデンウィークやお盆休みには駐車場は満車で したが、最近はどうなんでしょうか?

飛行機の離発着時間を知る
小松空港は羽田や成田空港のように、常に飛行機は飛んでいませ ん。離着陸時間の少ない午後に来たら、ひたすらジュースを飲んで 飛行機が飛んでくるのを待ち続ける、子供が退屈してグズるなど待 ちくたびれる事態に陥ります。

小松空港の滑走路を知る
小松空港の滑走路について何も知らないと、滑走路終点で頭上に 下りてくる飛行機を見ようと待っていたら、反対側の滑走路終点か ら降りてきた、という寂しい状況になります。なんで滑走路の北と南 で離着陸がコロコロ変わるのか知っておいた方が楽しめます。

小松空港3階送迎デッキ、完全制覇!!
小松空港見学者ホール
小松空港送迎デッキ
小松空港展望デッキ
色んな呼び方がありますが、飛行機の展望地でもあり、送迎する場 所でもあります。

小松市レンタサイクルで小松空港撮影!!
小松駅前のレンタサイクルで、小松空港周辺で撮影!!
小松空港展望デッキから飛び出して、滑走路終点で飛行機撮影を するならレンタサイクルが便利。
小松航空プラザでもレンタサイクルをしてくれれば便利になるので すが、ありません。

小松空港周辺で飛行機撮影にチャレンジ!!


参入しました(~o~) HNは「わかすぎです。

私の紹介している小松空港撮影ポイントはこちらです。





全国の航空自衛隊の飛行場は周囲が樹木で覆われたり、遮蔽物が置かれて見物や見学が困難という話しを聞きますが、
小松空港はお向かいさんが小松基地の303、306飛行隊のF-15格納庫にもかかわらず、展望デッキで見学できます。

小松市に小松基地を誘致するときの条件として、『小松基地設置33カ条』があり、
これによって、『小松基地は戦争するための基地でなくて、観光資源として多くの日本国民に見学してもらえるようにする』
とされ、現在に至っています。
県外から見学に来た人には、「軍事基地がこんなに丸見えで大丈夫なのか?」と口を尖らせる人もいますが、
基地として見られたらまずいものはちゃんと隠しているそうです。(~_~;)


小松306飛行隊のF-15格納庫

これらの古い格納庫も、いずれ耐弾型のシェルターになっていくと思います。





〜提供〜
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